広東、潮州、四川、上海、北京、台湾、マカオ、客家など、中国地方各地の料理を出すレストランが香港中にある。また海の幸を専門に取り扱う海鮮料理店が西貢などに多数存在し、日本人にも人気がある。
また、飲茶の本場として知られており、これらの料理を楽しむために訪れる観光客も多い。
香港政府観光局では毎年『Best of the Best - 香港料理大賞』を開催して、料理界の盛り上げに一役買っている。
イギリス統治時代の影響から、英風の午後のティタイムの習慣もあります。
また、比較的古くから日本料理も高い人気を保っており、在留邦人向けでなく、地元住民を主なターゲットとした寿司屋やラーメン店、居酒屋などが数多く存在する。ただし日本料理店は大きく2種類に分けられ、日本人の経営者もしくは板前がいて、食材も日本から空輸して提供している『正規な』日本料理店と、香港人が、これが日本料理であろうということで調理したものを提供する『日本料理もどき(日式)』と呼ばれる店がある。 在港日本人に人気があるのは当然前者のほうであり日本企業間での接待の場所、各方面の在港日本人会の会合場所として利用されるが、価格は日本国内同等あるいはそれ以上である場合が多い。